丸岡(森田)亜紀子 ヨガセラピストとは、ヨガを通して人の人生に寄り添っていく人のこと

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インタビューVol.3 森田亜紀子

ボディメイクヨガ開発者/講師 森田亜紀子

キャリアウーマン、海外生活、夫の死からヨガの道へ。
どれも一見バラバラに点在する私の過去ですが、
そのどれもが私のヨガセラピストとしての活動につながっています。
人にはそれぞれ様々な生き方や体質や個性があって、
どの人生にも良い波辛い波がある。
そのどんな時でも奢らず恐れず自身を見つめ、本来の自分の力に気づかせ、その人の人生を照らしてくれるのがヨガだと私は思います。

私は物心がついた時から、
人マネをして周りを楽しませたりすることが好きでした。
自由な社風で既存の保険業界に切り込んでいく外資系保険会社に魅力を感じ、新卒で就職。活気溢れる職場でやりがいを感じていました。
LAにいる婚約者と離れ7年間を過ごした後、
キャリアアップ目前で渡米を決意。
新天地は今までの環境とは別世界でした。

カリフォルニアの陽の光を浴びて、
パームツリーをなでるそよ風を肌でかんじる日々。
夫という大切な家族が近くにいて、やさしい時間をつむぎました。
その頃ヨガにはまり、ヨガ教室に頻繁に通うようになりました。
そうした穏やかな日々が2年半過ぎたころ、突然、日常は終わりました。
夫が原因不明の病気になり、懸命な闘病にも関わらず他界してしまったのです。
再び日本で生活をすることになりましたが、
私はこの運命をなかなか受け入れることができませんでした。

ちょうどその時、ヨガセラピスト協会のホームページに巡り会いました。
カリフォルニアで出会ったヨガの世界。
懐かしい日々を思い出し、
気づけば受話器を握っていました。
受話器越しに返ってきたのは、
「きっと良い先生になれますよ」という暁子先生の優しい声。
ふわっと、胸の辺りを爽やかな風が吹き抜けました。

ヨガセラピストになろうと思ったのは直感だけではありません。
リフレクソロジーの資格を持つ私は、
病気で苦しんでいた夫の体をほぐしてあげると身体が温まり、
とても喜ぶ姿をみてきました。
そこで解剖学の知見を基にした、
心と身体の両面からアプローチする手法に強く共感しました。
ヨガは、何千年も昔から私たち人間の身体を構造から理解し、
呼吸法や瞑想法を通じて精神の深い場所へとはたらきかけていたのです。
体のことはすんなりと入ってきましたが、ヨガの世界はより深く、
長い年月を経て積み上げられてきた世界観を会得することは
容易いことではありませんでした。
でも、暁子先生はずっと側で見守ってくださり、
たくさんの時間をかけてくださいました。
こうして鍛錬する日々を重ねるうちに、
私の中で不思議なことがおこりました。
自身の運命を、流れる水のように受け入れることができ、
その瞬間自分の中に眠っていた真の力が湧いてきたように感じたのです。
まさに自分の心と体を整えることで得た感覚でした。
ヨガの緻密で深い世界。この感覚をぜひみんなに伝えたいと思いました。

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