妊娠すると自分だけでなく、お腹の赤ちゃんのことを考えながら過ごさなければいけません。健康維持や体型維持のことを考えるなら、ヨガを取り入れることをおすすめします。ヨガは妊娠中の方にとって様々なメリットがあります。
ストレスを解消できる!
妊娠中は妊娠前に比べると、何かとストレスを感じやすくなります。妊娠中のイライラなどの症状は、ホルモンの変化が影響しています。妊娠すると体内にプロゲステロン・エストロゲンという女性ホルモンが分泌され、胎盤からはヒトじゅう毛性ゴナドトロピンというホルモンも分泌されます。
このように体の状況が大きく変わるため、心が体の変化についていけずバランスを崩してしまうのです。ヨガのポーズを取ることで、集中と緩和の状態が得られ、自律神経のバランスが整って深いリラックス状態になりストレスを解消することができます。
出産・産後にメリットがある!
ヨガには子宮筋の緊張をほぐすポーズや陣痛の間に役立つ呼吸法など、出産に向けての体作りができる要素が多く含まれています。そのため、ヨガを続けていると柔軟性が向上し、骨盤が開きやすくなりますので、お産が楽になることも期待できます。また、骨盤の歪みを是正しておくことで、赤ちゃんが骨盤から出てくる際、首のねじれだったりの負担が軽減する、スムーズに回旋して出て来やすくなると言われています。
また、出産後は骨盤が歪みやすくなったり、太りやすくなったりしますが、ヨガは適度に筋肉を鍛えられますので、きれいなボディラインを目指すこともできます。マタニティヨガは、体に負担のかからないポーズばかりですので、無理なく安心して行えます。
赤ちゃんと深いつながりを感じる!
マタニティヨガはゆったりとした時間の中で、ヨガのポーズを取りながら呼吸に意識を向けて、赤ちゃんの存在を感じながらコミュニケーションをとっていきます。瞑想をすることで、赤ちゃんとの深いつながりを感じることができ、お産に向けての心の準備、母親としての自覚が芽生えてきます。瞑想により安らかな状態を感じることで、心身ともに穏やかな状態に導かれ、赤ちゃんを育んでいる実感が湧きます。