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【発達支援】『YOGA』と『動物と自然』から学ぶこと

 発達しょうがいの理想的な療育追求TEAMリーダー 堀内由貴子
『YOGA』と『動物と自然』から学ぶこと レポート① 2021年9月

 7年ぶりに馬について、復習をかねて学びに行ってきました(個性豊かな子どもたちとの学びで、7年間が過ぎてしまいました・・・(^^;)。
 まずは、千葉県にある馬の牧場へ。
 
そこでは、『馬とはどのような動物なのか』、そして、『馬の視点にたった馬への関わり方』について3日間、みっちりたたき込まれました。
・馬との挨拶、馬を落ち着かせるときなどには、同意・安堵・空間の仕切り直しの意味もある「ふ~っ」と大きなため息をつく
・馬は「今」を生きる動物
などはYOGAと共通している部分でしょうか。
 ただ、“馬の野生の本能”を強調された学び
・基本的に触れ合うコミュニケーションを行わず、触れることを好まない馬も多い
・おやつを与えることで「人との絆」が生まれるわけではない
・馬との共生には、人間がリーダーになる必要がある(人間が好意的に感じている“馬の人懐こい行動”は、馬のリーダーには決して行わず、人間を同等もしくはそれ以下に見ている)=人間のテリトリーに侵入させない=しつけ(アメとムチ的な)が必要
など、馬への接し方について考えさせられる部分が多かったので、正直、私は、ただただ不安で、心は動揺したままその場を去ることになりました。
 
 
  そして、その足で4年ぶりに横須賀のyogachachaAyuresortへ。
 
な奈先生のアーユルヴェーダトリガーポイント療法を受けて緊張と疲れ切った心身を解きほぐしていただき、暁子先生にも今回の学びの報告をさせていただきながら、懐かしくほっとする夜を過ごしました。
 
 最終日、な奈先生のご紹介で、葉山ハーモニーガーデンの見学とオーナーの下山さんにお話を伺いに行きました。次から次へと馬への愛が止まらない下山さんのお話を楽しく拝聴しながら、実際にホースハーモニーを少しだけ体験させていただきました。
 
まさに私がやりたかったこと、でも、他の情報に惑わされて忘れてしまっていたこと・・・
・馬とのコミュニケーションは、『呼吸』と『感覚』と『イメージ』と『愛・慈愛』
・馬とのコミュニケーションに懲罰は不必要(◎馬がやってほしくない行動をとったとき、それは全て人間のせい)
 
私は、お話を聴いているときも、お馬さん(ルーカス)とコミュニケーションをとっているときも、ずっと涙が溢れ出ていました。そして、帰るころには体も心も満たされて元気になっていたのです。

 

 

 

☆今回の体験を通して(発達支援の視点から)
・私たち大人は、子どもの個性・特性をよく理解した上で、その子に合った関わり方をしているか・・・
・言葉を必要以上に浴びさせて、混乱させていないか(非言語コミュニケーションの重要性)・・・
・大人の言うことを聞かないと、理由も考えず、強引に何かをさせようとしていないか・・・
・大人が常に穏やかな自分自身で、愛に溢れる存在でいられるか・・・
 
 ⇒ 自分自身の心を整える(YOGAな生き方をする)ことで、子どもに対する見方・態度が変わる
 ⇒ 子どもが「このままの自分でいい」と安心し、態度が変わり、自信をもって能力を発揮できる
 
自分に余裕がないときこそ、これらを自問自答し、呼吸をして心穏やかに、「この人と一緒にいると安心!楽しい!」と思われる人間・支援者・指導者でありたいと思った深い学びとなりました(*^-^*) 
 
【発達しょうがいの理想的な療育追求TEAM】リーダー 堀内由貴子
 

 

 

 

 

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