あなたを苦しめているのは誰ですか?
北海道局の香織です🕊
北海道局ではインストラクター向け、プラクティショナー向けの2クラスに分けて、月に1度、ヨガスートラを読み進めています。
古来より人から人へと受け継がれてきたこの哲学書には、心のうちわけが細かく記されています。
人はなぜ、苦しむのでしょう。
親に愛されなかったから?
欲しいものが手に入らないから?
思い通りにからだが動かないから?
憧れのあの人よりも劣っているから?
もう2度と戻ってこない過去を悔やみ、まだ来ていない未来を案じて、そこにいったん目を向けてみると、その近くにある問題も容赦なく自分を傷つけてしまったりするものですね。
私は、なぜ、あの時、あんなふうに。と、2度と戻らない過去に長い間縛られ、答えの出ない禅問答を繰り返しては、苦しみ、怒り、悲しみながら過ごしていたことがありました。
そうしている時もまた、1秒先には過去になり、自分自身を傷つけながら、後悔を積みかせていたようなものだと、今になって思います。
そんな私がヨガに出逢い、ヨガセラピーに心の底から癒され、この哲学書を読み進めるようになってからは、まるで天と地のような「生き心地」を感じています。
私を苦しめていたのは、私だったんだ。
そう気付かされてから、私の日常は大きく変わりました。
欲しいものではなく、持っているものを大切に思えるようになり、この命を授かったことへの感謝が溢れ、同じいのちを持つ、私を愛してはくれなかった親のしあわせとは何かを願うようになりました。
私は私。
誰にもなれない。
なら、このいのちを全うする中で何を選び、何を楽しんでいくのか。
そこに集中するようになってからは、隠していた過去は誰かの心を和らげ、来ていない未来をワクワクして待つことができるようになりました。
長い時間がかかったけれど、私自身を大切に愛せるようになってからは、自分自身ともずいぶんと仲良くなったような気がします。
雨の日を「天気が悪い」と嘆くのか、「作物が育つ恵みの雨」だと喜ぶのか。
どちらを選んでもいい自由がいつも自分自身の中にあることを、みなさんに少しでもお伝えできたらと思っています。
ヨーガスートラをきちんと読んでみたい💡
と思ってくださったみなさま、 @yogatherapistassociation 協会ホームページ、または @yoga_or_yoga までお問い合わせください🕊
あなたを苦しめているのは誰ですか?
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