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5月5日 立夏 夏の気が立ち風薫る万緑の季節

5月5日 立夏
夏の気が立ち風薫る万緑の季節です。

生き生きとした光と生命力が溢れんばかりの緑のなかお茶の名産地である私の暮らすお山ではお茶摘みの最盛期を迎えています。


今年も農薬を使わずに丁寧に育てられたお茶の葉を摘ませていただきました。

当地では、摘みたてのお茶の葉を天ぷらにしていただくことがありますが、私のお気に入りはおむすびです。

みるい新芽を塩もみにして白米に混ぜます。

自然の息吹を結んだおむすび

ありがたくありがたくいただき、自分のいのちと結びました。


“青葉風”いう美しい風の名前があります。

青葉の香りを運ぶ風
若葉をなでるように吹く若葉風

この時季にお山に流れる風はほんとうに清らかで心地よく、青葉風を五感で感じられるのは最高のしあわせです。

ぜひいつかお運びいただきたいなぁ〜!


そうそう。
でも、気温が上がってきたとはいえども風に長く当たるのは要注意です。

「夏は気が盛んに発生し、汗が出て人間の皮膚が大いに開くために外邪が侵入しやすい」と江戸時代の儒学者貝原益軒先生の養生訓にあります。

また、消化がゆっくりになるからなるべく少飲食にして温かいものをとるように、とあります。

アーユルヴェーダもおんなじ考えです。
気温と湿度がぐっと上がる頃にはカパにピッタのエネルギーが加わり、これからやってくる梅雨はヴァータピッタカパすべてのドーシャバランスが乱れやすくなりますから、より一層ご自愛くださいね。

ちょっと知っておくと心がまえができるので、私は日本とインドの叡智を暮らしの手引き書のようにして過ごしています。


ほんとうに気持ちによい季節ですね。
どうぞみなさま明日も良き好き佳きいちにちをお過ごしくださいね。

hito-toki Ayuresort. ひとみ
@hitotoki_ayuryoga 静岡市清水区

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